1回で完全に除霊し結界を張る事で再発を防ぐ本物の除霊師・霊能者とは

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除霊を完璧にすること 再発を防ぐことの重要性とは

 

竜胆会には日々多くの相談が寄せられますが、その中には「霊能者に除霊を依頼したのに効果がなかった」という相談が含まれています。

これらの場合、「偽物だった」「力がなかった」ということが一番多いのですが、稀に「再発した」「悪化した」「身内に被害が移った」などのご相談もあるのです。この場合は「偽物ではないが、本物の除霊師・霊能者ではなかった」ということになります。つまり、完全な除霊が行えていないのです。

除霊をする際には「除霊ができるのか」という事と同程度に「再発しないのか」ということも重要なのです。

一回で除霊が完了しない事例として、「霊の執着が強い」「完全に霊との縁が切れていない」「地縛霊が戻ってきた」「体質(霊感、憑依、霊媒)が改善されていない」などがあります。

一回で除霊ができない場合は2〜3回程度の除霊では霊障を解決できずに、何度も除霊を依頼することになってしまうのです。しかし、何度も除霊を繰り返すことは霊障を悪化させる可能性や、依頼者の心身に負荷がかかってしまう原因になります。

「完璧な除霊」とは完全に厄災を退け、その原因が周囲の人物にも飛び火しないことを意味します。

今回はどのような除霊が「完璧な除霊なのか」ということについて定義・解説していきます。

完璧な除霊の方法 除霊と結界

完璧に除霊を行うためには二段構えの対処を行わなければいけません。

第一段階として「霊を遠くに退ける」、第二段階として「霊が戻ってこないように結界を展開させる」という段階が必要です。この二つ内のどちらかが欠けてしまう場合は完璧な除霊の施術は成り立ちません。

完璧な除霊師・霊能者の除霊とは 後悔しないために

除霊は「力」で行うものではなく、「技術」で行うものです。

つまり、力で霊を強制退去させるのではなく、技術を持って霊を慎重に取り除かなければいけないのです。
また、霊障は全てが理不尽という訳ではなく、重要なメッセージを含んでいる場合もあります。

例えば、先祖霊などからの「警告」が霊障として現れてしまった場合、力での対抗は大きな危険を回避できない原因になってしまいます。霊障の全てに原因があり、原因を知らずに力を行使することは「除霊」とは呼ぶことができません。

また、不完全な除霊として「霊を怒らせる」「飛び火する」「後悔を生む」というものがあります。

怒らせることは明白だとして、飛び火は多くの人が失念してしまう事象です。除霊した霊が家族や恋人など身近な人に取り憑いてしまい、新たな被害者を生んでしまいます。

さらに、先祖霊や水子霊を除霊した場合は繋がりのある自身の霊魂も傷つく、生霊を強制的に除霊した場合は相手も現実で実力行使に出てくるなど「後悔を生む」可能性が高いのです。
だからこそ、除霊には適切な技術が必要になります。

「除霊」という手段に囚われずに、「解決」という目的に焦点を当てた除霊が最適です。

絶対に再発させない 守護と浄化を備えた結界

霊障の再発には大きく二つのケースがあります。

一つ目が、「同一霊の取り憑き」です。
同一霊の取り憑きの場合は霊が依頼者に強い執着を持っているため、舞い戻ってしまうことが大きですが、その他の理由もあります。

先祖霊や水子霊など自身と繋がりを持った霊であった場合は除霊が完了したとしても、霊との繋がりは残ったままなので霊は戻ってくることがあります。また、地縛霊など土地に霊障の原因があった場合は高確率で霊は同じ場所に戻ってくるので再発してしまうのです。

また、同一霊は一回は除霊されているので、憤怒して症状が悪化することもあります。

二つ目が、「他の霊の取り憑き」です。
これは、憑依体質や土地の霊道・鬼門など霊に取り憑かれる原因が残ったままで表面上の除霊しか行っていないときに発生する問題です。

この問題を解決するためには浄化を行わなければいけません。

生まれつき霊感が強い人でなくとも、一度、憑依されたことで体質が変化してしまうこともあります。また、引越しを頻繁に行うことが難しいなど、これらの問題は個人で解決することは困難になってしまいます。

故に、土地自体を浄化し、体内に残った霊の因位を浄化しなければいけないのです。

この二つの問題を解決するためには、除霊後に守護と浄化の効果を持つ結界を展開する必要があります。

偽物の除霊師・霊能者の見分け方 本物の定義とは

除霊師・霊能者の「真偽」の定義は観点によって異なり、今回は「能力」「才能」「技術」という三つの観点で評価を行います。

武術には「心技体」という言葉があり、心と技と体が揃って初めて一流となるのです。

除霊師や霊能者でも同様のことが言えます。
「能力」とはすべての基盤となる力であり、

「才能」とは除霊師・霊能者たる人格を指し、

「技術」とは力を最大限発揮させる方法です。

これらの内の一つでも欠ければ本物の除霊師・霊能者と呼ぶことができないこともあります。

例えば、偽物ではないが危険な除霊師・霊能者も存在します。

能力という力のみで除霊を行えば、霊を刺激してしまい依頼者に大きな反動を与えてしまい、霊障の再発を呼びます。つまり、除霊の可能・不可能で評価すれば本物であるが、除霊の効果を見れば偽物とも言えるのです。

冒頭に紹介した「再発した」「悪化した」というご相談の多くが「才能」と「技術」の不足にあります。

逆に高い技術を持っているが地力不足で除霊が行えないという場合もあります。これも、術師としては本物であっても、結果だけ見れば偽物であるとされるのです。

さらに、「才能」も磨かなければ花開くことのない物であり、中途半端な結果を発生させます。

視点によっては、「能力者」が本物になる場合も、「技術者」が本物になる場合もありますが、今回の三観点から見れば双方とも偽物です。

結論として、本物の除霊師・霊能物とは「才能を磨き、能力を使う技術を持つ者」なのです。

除霊師・霊能者の選び方について

第一に「技術に基づいた判断ができる除霊」、第二に「結界の展開できる除霊」という二つの基準で見ることが霊能者・除霊師を選ぶ際には重要になります。

霊能者と除霊師の中でも修行を積み、技術を体得したという者による除霊が一番安全かつ、効果を期待できます。除霊を行う際の基盤・バックボーン・真芯があるということはとても重要です。
人間が持つ力には限界があり、それを最大限使う技術があって初めて成り立つ除霊なのです。

力で行われる安易な除霊は霊的な暴力と同等であり、必ず軋轢を生んでしまします。

次に結界の有無です。
除霊の目的は「除霊による安息の獲得」であり、「除霊」そのものではありません。だからこそ目的を達成するための第二の軸である結界が必要になります。

つまり、「術として成立している」「目的を理解している」という二本柱で選ぶことが最適な除霊の選択につながるのです。

事例紹介 粗雑な除霊で子供が危険になった

女性Yさん(30代)には2歳を迎える息子がいました。

Yさんは元々は霊感が無い人でした。出産・退院後に体を重苦しく感じることが増えましたが、最初は初めての育児に疲れているのだと思っていました。

「子供の頃からいろんな友達を作って欲しい」と考えていた彼女は息子が1歳に成長したことを機に息子を保育園に預けて仕事に復帰することを決めたのです。しかし、夫から復帰することや体力を心配され、依然として体の重苦しさを感じる彼女は少しの休暇期間を取ることにしました。

ところが、休めば戻ると思っていた体の重苦しさは治ることはなく悪化していきます。

病気を疑ったYさんですが、病院にいっても異常は発見できず、さらに、悪夢や金縛りに遭うことが増え、霊障を疑い出したのです。

そして、身の回りで自分しか感じない怪現象や人の声が聞こえるようになった彼女は取り急ぎ、効果が強いという霊能者に除霊を依頼しました。除霊完了後は無事に霊障がなくなり、安息を取り戻したようでした。

しかし、その日常も長くは続かなかったのです。

霊障から解放されて半年ほど経った頃に、息子が悪夢を見て夜に泣き出すという事態が発生しました。

子供が悪夢で夜泣きすることはあったのですが、今回は悪夢の内容がYさんを苦しめた悪夢と一致したのです。偶然だと思えなかった彼女は今回は真剣に除霊師を探し、そして竜胆会の元に相談が届きました。

竜胆会の除霊師が診断した結果、Yさんの息子さんには悪霊が取り憑いており、その霊はYさんから一度除霊されたことで今度は彼女の周囲から攻撃することを目的する凶悪な霊でした。子供は霊の影響を受けやすいため、早急な対応が必要となります。

Yさんからの依頼を受けた執行官は先ず悪霊の除霊を行い、更に結界を彼女の家族に付与する術を執行しました。

これにより、霊障は無事に収束する事となったのです。

結果として、無事に終わった息子さんへの霊障の原因は間違いなく、一度目の粗雑な霊の退去と結界を付与していない事です。一歩遅れていれば一家全員が霊に取り憑かれている可能性もあった、とても危険な事例であります。

その後は、Yさんも息子さんも霊障に会う事なく現在も幸福な日々を送っています。

さいごに 皆様へのメッセージ

今回は除霊の完遂、結界の重要性、本物の術師とはというポイントに焦点を当てて解説を行いました。

最後には「霊障再発」の危険性が最も顕著に現れた事例の紹介も行い、皆様に除霊と結界の重要さを理解していただけたと思います。

実際に多くの人が除霊の失敗で後悔をしているのです。

「除霊」という二文字の中には壮大な意味が含まれています。

この記事を機会に「除霊の意味と目的」の再確認を行なっていただければ幸いです。

竜胆会からのおしらせ

当団体のトップページには霊障自己診断ファイルを掲載しております。引越し後などに疲れや怪現象が続く場合は霊障にあっているかもしれません。是非、参考にしてみてください。

当記事をお読みくださりありがとうございます。記事の内容に関して疑問な点や不安のある方や霊障に現在も悩んでいるという方は無料で相談を受け付けておりますので、無料相談フォームよりご相談ください。

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