自分の行動で結果が変わる 除霊に臨む心の持ち方
除霊執行中・除霊後の過ごし方で除霊の結果に変化が出るということはあまり知られていません。
除霊というものは手術と似た部分があり、手術で例えると理解が進むと思います。
手術を行う際には実際の執刀前から入院し、退院までの体調管理、退院後の体調管理によって手術の結果に差異が出るのです。
同様に除霊を行う際も、事前、期間中、終了後によって結果に差異が発生します。
除霊の場合は傷口が開いて悪化する、再発するということは稀ですが、「最大限効果を高める、回復を早める」ということが一番大きな目的です。
今回は除霊を依頼する際の「除霊執行中の過ごし方と除霊後の効果を最大限アップさせる行動」ということについて解説を行なっていきます。そして、最初に「除霊に臨む心の持ち方」ということについて解説します。
心は霊魂・精神の波長の表面となる
人の心(心理)には本人では見えない部分もあるのですが、ここで表記する心は「自分で感じることのできる心」の範囲を指します。
喜怒哀楽を代表とした、自分で感じることのできる心は人間の根底にある霊魂や精神の表面にあたる部分です。これは震央と震源に近い関係にあり、表面に現れる揺らぎは霊魂と精神から現れています。つまり、心が不安定ということは霊魂や精神はそれ以上に不安定な状態にあります。
除霊は霊魂・精神に対して行う術なので、それらが安定していることにことが好ましいです。
霊障にあっているということは心で感じている不安以上に精神や霊魂には大きなダメージが与えられているため、安定を得るのは難しくなります。
しかし、心を整えることで精神・霊魂を安定させるという逆の流れを起こすことも可能です。ここからは、何点か心を安定させる方法を紹介しいたします。
心を安定させる方法① 瞑想をする
瞑想の方法は何種類かありますが、どの方法を用いても大丈夫です。
自然の中で無心になる、半身浴を行う、瞑想用の音楽を聴くなど、意識的に「無」の状態を作り出すことに意味があります。
一つ、往々にして勘違いされているのですが、「無」という状態が有るという考えは重要です。
真の無とは概念的には「何も無い」ということすら無い状態であります。つまり、何も無い状態を目指す時点でそこには「有」が発生し矛盾が生じ、瞑想は失敗します。
ですので、瞑想は「無」を意図的に作り出す、「無がここに有る」ということを意識してください。
心を安定させる方法② 気持ちを紙に書き出す
心の揺らぎを外部に吐き出すことはとても重要です。
一番簡単な方法が、「一度、自分の中にある感情を全て書き出す」ことです。これを行うことで自分の中に溜まった揺れを紙に移すことができ、心は安定します。また、これは自分の中にある「幸せ」の気持ちを再発見するという意味も含まれています。
「ご飯が美味しい」「家族がいる」「TVが面白い」など、どのようなことでも良いです。「自分は恐怖や不安に支配されていない、幸福はあるんだ」と思い出すことは大事です。
書き終えた紙は過去の不安として捨て、日常の幸福で書面が溢れる頃には心は安定しているはずです。
心を安定させる方法③ 信用できる人、専門家に相談してみる
これも、一種の心の揺らぎを吐き出す方法です。
本当に信用できる友人や家族がいるならば、話してみることも良いです。しかし、相手が感情移入しやすい人、考えすぎる性格の場合は注意が必要です。(除霊に関しては下記の通り話さないでください)
心の揺らぎは伝播してしまう可能性があります。
③を行う際、専門家にメールなどで相談する場合は②の「書き出す方法」が重なってくるのでとても良いです。しっかり「話を聞いてくれる」専門家に相談することで心の揺らぎは緩和されます。
除霊執行中の過ごし方 注意すること
除霊執行中はいわば手術を通した退院までの期間であり、期間中の過ごし方や注意点があります。
施術期間中の過ごし方について
除霊執行中は基本的に平素通りに過ごしていただいても大丈夫です。
除霊は術式の期間にもよりますが、徐々に効果が発動して最終的に霊障を解消します。
霊障はその原因にもよるのですが、術により徐々に弱体化していく場合と、一気に全て解消される場合の2パターンがあります。
どちらも結果として、最終的には霊障が無い状態に辿り着くため、焦らずに安心してお過ごしいただければ大丈夫です。
また、稀に除霊執行に抗おうと一時的に霊の力が強くなることもありますが、不安などを感じた時は前述した方法で心を落ち着かせてください。当然、担当の術師も相談を受け付けているので疑問や不安があれば気を使わずに相談することも重要です。
注意すること 安定した除霊執行のために
アドバイスを聞いて行動する
施術に際して事前に担当の執行官からアドバイスが行われます。
それらのアドバイスに従っていただくことで安定した術式展開が可能です。
命令をすることや無理難題のようなアドバイスを行うことはありませんので、ご安心ください。
霊を意識しない
霊の力の一部は「誰かに意識され、認識されている」という部分に依存しています。
除霊の執行中は可能な範囲で、ラップ音に反応しないようにするなど、霊を意識しないようにしてください。
「除霊を依頼した」といことで、霊がいなくなるのかを意識して、逆に力を与えてしまうこともあるので、結果報告書が届くまでは意識しないことが重要です。
疑念や否定をしないようにする
否定や疑念という感情は除霊の効力を拒むことを意味します。
人間である以上は多少の疑念や否定の気持ちを持ってしまうこともあります。しかし、その感情が継続してしまうと負の念が発生してしまうのです。施術の効力に大きな変化はないですが、依頼者に還元される効果の遅延や反動につながる場合もあります。
疑問などがある場合は担当の術師に質問・相談して解消することが大切です。
除霊依頼について口外しない
除霊依頼について濫りに口外することはお控えください。
「除霊を依頼した人」として周囲の人たちに認識されることには大きな危険があります。
例えば、霊的な現象について否定的な人(霊を信じない人)に依頼の事を知られてしまえば、その人は除霊を依頼した人を否定するようになります。このように、誰かに否定されてしまうことは百害あって一利なしです。
自分を守るために不要な依頼の口外は行わないようお願いしています。
諸注意事項について
・家族や恋人への依頼の場合は本人に伝えない。
・除霊期間中は神社仏閣に立ち入らない。
・不要の殺生、暴飲暴食、塞ぎ込む、心身や部屋を不潔にしない(負の念が発生する行為)
・夜更かしなど体調が崩れる原因を作らない。(健康的な生活)
これらのことは依頼を受けた際にも再度、通告されるので『自分のために』守ることを心がけてください。
除霊後の効果を最大限アップさせる行動とは
継続を心がけるようにする 自己療養も行う
通常の除霊は「悪い状態⇨良い状態」ではなく「異常がある⇨正常に戻す」という術です。
つまり、霊障を受けた根本にある原因の解消も行う必要があります。
例えば、「悩み」が原因で霊を惹きつけてしまっている場合は「悩みの原因の解消」も同時に行わなければ、同様の事態が再発してしまう場合もあるのです。
最初に紹介した瞑想や紙に書き出すなどを継続し、自己療養も行いましょう。
ポジティブな思考と自由な生活
除霊の効果を高めるためには本当の意味でポジティブな思考、自由な生活を送ることが重要です。
本当の意味のポジティブ思考は「空元気」のような「無理をしているポジティブ」ではありません。
日々の幸福に気づくことができる心が本当のポジティブ思考なのです。
また、自分で自分を抑圧しないことも大切です。生活を送る上で完全な自由は実現しません。
しかし、自分で自分を心理的に縛らないように、自由に暮らすということは可能です。
そして、それは除霊の効果を高めることにとても有効です。
結界を展開して浄化と守護を行う
除霊や浄霊を行った後に再発を防ぐ、心身の負の気を取り除くための結界の展開は最も重要です。
結界を展開することで霊障から心身が回復する期間が早まり、回復中の弱った霊魂を外敵から守ることができます。結界の展開は簡単な「盛り塩」から自分で行える簡易術式もあります。
除霊直後は「治りかけ」と同様で、完治するまでは少しの期間が必要です。
この一番油断しやすい危険な期間を健やかに過ごすためにも結界は必須条件と言えます。
【除霊効果を最大限アップさせる行動】 ・継続して「悩み」などの根本的な原因の解決に取り組む。 ・本当のポジティブ、自分を自由に生活する。 ・結界を展開し、根治までの守りと浄化を行う。 |
さいごに 皆様へのメッセージ
今回は除霊執行中の過ごし方と除霊後の効果を最大限アップさせる行動について解説いたしました。
除霊の依頼を迷っているという方は今回の記事の内容がとても参考になると思います。また、除霊の依頼を考えていないという方でも瞑想の方法などは活用可能です。
竜胆会の除霊執行は「除霊後のサポート」として、無料の相談期間や結界の付与なども行っています。
除霊をして終了ではなく、除霊をした先に何を望むのかという事を考えることが大切です。
除霊によって霊障から解放されたとしても、平穏な日々や失った幸福が帰ってくるとは限りません。だからこそ、単に除霊をするだけでなく、除霊の効果を最大限アップさせ「幸福な日常を取り戻す」ことが大切なのです。
目的の先にある未来に目を向けることが除霊の第一歩となります。
竜胆会からのおしらせ
当団体のトップページには霊障自己診断ファイルを掲載しておりますので、霊障にあっているかもしれないという方は是非、参考にしてみてください。
当記事をお読みくださりありがとうございます。記事の内容に関して疑問な点や不安のある方や霊障に現在も悩んでいるという方は無料で相談を受け付けておりますので、無料相談フォームよりご相談ください。