霊に取り憑かれているか調べる方法は様々ありますが、今回は個人でも可能な方法について段階的に解説を行います。
霊に取り憑かれるとは なぜ取り憑かれたのか
霊に取り憑かれているかを調べる方法を解説する前に「霊に取り憑かれる」ということの意味について簡単に解説します。
人間に取り憑く霊には多くの種類があり、有名なものでも浮遊霊、地縛霊、生霊、悪霊、怨霊、動物霊、水子霊、先祖霊、憑依霊、色情霊など10種類もの分類が可能で、それぞれに意味があります。
しかし、ある意味では全ての人間は生まれながらにして霊に取り憑かれていると言えます。
「守護霊」や「指導霊」という個人の人生を守り導く霊的存在は全てに生まれながら取り憑いているのです。しかし、これらの霊は基本的に良霊であるので、俗世的な「霊に取り憑かれる」には含まないとします。
霊に取り憑かれることの意味について知るためには「5W1H」が重要です。
『Who』=誰が 『When』=いつ 『Where』=どこで 『What』=何を 『Why』=なぜ 『How』=どのように |
簡単な例では、「Aさん」は先月に新居に引っ越して以来、悪夢や金縛りの霊障被害に遭うようになりました、という場合には。
『Who』=Aさんが 『When』=先月 『Where』=新居で 『What』=引っ越しをした 『Why』=自分の領域に人が入ってきた 『How』=無防備な睡眠時に攻撃を与える |
この場合、『Why』と『How』の2つは視点が地縛霊になります。
また、可能性として、
『Who』=Bさんは 『When』=先月 『Where』=隣の部屋で 『What』=越してきた女性に一目惚れした 『Why』=Bさんは奥手でコミュニケーションが取れないが、好きな気持ちが高まる 『How』=睡眠時、無自覚にAさんに生霊を飛ばした |
このように、地縛霊ではなく隣人が生霊を飛ばしている場合もあり、この時の視点は全てBさんになります。
さらに、浮遊霊や悪霊に取り憑かれた場合、
『Who』=Aさんは 『When』=先月 『Where』=新居で 『What』=引っ越をした 『Why』=失恋をきっかけに同棲していた家から、新居に引っ越したが、失恋の悲しみと生活環境の変化で心身に陰の気が溜まりその波長に霊が引き寄せられた(Aさんの生気を奪うために) 『How』=弱った精神に夢から干渉している |
このように、『Why』と『How』の2つは視点が霊体になり、『Why』の項目が複雑になるのです。
とても端的に表現をしましたが、霊障には必ず意味があり、霊障によって意味が異なります。
霊に取り憑かれる意味には原因、過程、動機、方法があり、それらの全ては「5W1H」に当てはめることで知ることができます。
その中でも特に『Why』は動機という感情・念・意志を伴ったものであり、目的と直結するのです。
つまり、理不尽な霊障であっても、無意味に霊に取り憑かれているという事はありません。
次に、上記の「5W1H」を考えることで直接、自分が霊に取り憑かれているかを調べる方法を次に紹介します。
霊に取り憑かれているかを調べる方法① 直接調べる
「5W1H」を整理、憶測することで霊に取り憑かれているかを調べることができます。
具体的な方法は以下の通りです。
1.『Who』、『When』、『Where』、『What』を詳細に書き出す 2.霊障の内容を書き出す 3.『Why』と『How』を類推する |
この手順で自分が霊に取り憑かれているかということを簡易的に調べることができます。
この方法は特別な儀式や力を使わないため、誰にも行うことが可能です。
参考に一つ例示します。
1.『私が』『二ヶ月前から』『自宅に集中して』『恋人と別れた』 2.霊障の内容 3.類推の結果 |
このように、『誰が、いつから、どこで、発生から今まで何があったのか』と霊障の内容を照らし合わせることで大まかな結果を類推することができます。
ポイントは先入観をなくすこと、『What』を全て書くことです。
これは「霊に取り憑かれている」という先入観を持ってこの方法を用いれば必ず、何らかの霊に取り憑かれているという結果が出てしまう方法です。客観的に情報を整理、観察、推測することで正常な結果を得ることができるため、信用できる人に相談しながら行うことも良いでしょう。
また、『What』が最も重要な項目なので、全て書かなければいけません。
例えば、『恋人と別れた』のみではなく『失恋でとても落ち込んでいたが、今では立ち直った』『恋人と喧嘩をして一方的に別れを告げた』『失恋をきっかけにストレスで生活リズムが崩れて、今も続いている』など、詳細に書くほど精度が上がります。
行う際の注意と活用方法
ポイント以外での注意点として、例外として『Who』、『When』、『Where』、『What』なにも思い当たらない、どれかが欠けてしまう。
このように全く思い当たる節がない場合は逆に霊に取り憑かれている可能性が高くなるのです。
理由としては、霊が取り付いていない場合の「思い込み(霊が原因でない)」はこの方法で問題解消できるのですが、当人には全く原因がない理不尽な霊障は類推すらできないのです。故に、霊に取り憑かれている可能性が非常に高くなります。
この方法には続きとなる活用方法があります。
それが「思い当たる原因を排除する」ということです。
自分で可能な範囲でですが、
「生活リズムを戻してもなくならない」⇨実は霊障であった。
「一定期間、自宅外で宿泊しても改善しない」⇨実は地縛霊ではなかった。
という検証までがこの方法の真の意味になりますので、是非活用してください。また、この方法で得た結果をもとに専門家に相談を行うとスムーズなやり取りができます。
霊に取り憑かれているかを調べる方法② 簡易術式で調べる
次に、竜胆会式の「霊に取り憑かれているかを調べる」簡易術式を紹介いたします。
【冥律羅針術】 ・使用物 ・方法 ・結果 ・終了方法 ・注意事項 |
この術を使用することで霊に憑かれているかの判定が可能です。
しかし、あくまで簡易的なものなので完全に霊の種類や性質を判別するものではありません。除霊や浄化を行う際の参考として使用してください。
その他に特記する注意事項はありませんが、上記の手順を守っていただくことで安全な術の行使が可能です。
さいごに 皆様へのメッセージ
今回は霊に取り憑かれているかを調べる方法について解説いたしました。
①では身に覚えのない霊障を見抜けないですが、霊障の本質を見抜くきっかけになれます。逆に②は霊障の本質は見えないですが、霊に憑かれているかということは知ることが可能です。ですので、双方を活用して霊に取り憑かれているかを調べてみてください。
身に覚えのない霊による霊障には「先祖からの怨霊」「無関係の人からの生霊」「霊道が変化」「死霊術師による故意の取り憑き」など様々なものがあります。さらに、原因が幽霊でなかった場合にも、怪異や呪いなどによる霊現象はありますので、危険を感じた時は専門家に相談してみるのも有効です。
特に、死霊術師による霊の操作は悪質なのでとても危険です。
もし、霊に取り憑かれていた場合は早急に専門家へ相談することをお勧めします。また、霊の姿が見えるなど確実な霊障がある場合にも、①を相談前に行うことでスムーズな除霊の依頼が可能になります。
今回で一番重要なことは「自分でも簡単に解決できる可能性がある」ことです。
霊障の原因として思い当たる節があり、自分でも簡単に改善できる事だった場合はそれを改善するだけでも霊障の解消は可能です。
例えば、「部屋や身体を清潔に保つ」「鏡の向きなどを変えてみる」「軋轢を解消する」「不安や悲しみから立ち直る」などです。
「一人で霊と対峙するのは不安」という方はいつでも当団体の無料相談フォームにご相談ください。私たちは全力で、あなたが立ち上がることを手助けいたします。
竜胆会からのおしらせ
当団体のトップページには霊障自己診断ファイルを掲載しておりますので、霊障にあっているかもしれないという方は是非、参考にしてみてください。方法①の参考になります。
当記事をお読みくださりありがとうございます。記事の内容に関して疑問な点や不安のある方や霊障に現在も悩んでいるという方は無料で相談を受け付けておりますので、無料相談フォームよりご相談ください。