厄年・本厄中の過ごし方と簡単にできる厄払いの方法、厄除け御守りの選び方

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厄年という概念や慣習に関しては出典・起源が定かではありません。

厄年とされる年齢の準則にも団体ごとに±1年の揺れがあり、明確な公理がないことも確かです。また、その由来に関しても忌み数や読み仮名から来る言葉遊びのような概念もあるため、学問的には迷信とされることもあります。

しかし、厄年という概念を考える際に重要であることは、統計や根拠、証明という所ではありません。

真に重要であることは、厄年という風習が古くから現代まで語り継がれ、多くの人に知られているという事実なのです。

今回はプロの専門家という視点から厄年と厄払いの概念について解説を行います。
※厄年については竜胆会準則を採用して解説を行います。

厄年にはなぜ良くない事が起こるのか? 本当なのか慣習なのか

厄年の原理について厳密に解説を行うことは容易ですが、皆様が一様に一定以上の理解をすることは困難です。

厄年の原理について運気、龍脈、業、年齢、風水、暦など多方面から解説を行うよりも、より広い視野で大綱的に解説を行います。結果として「厄年には災いが降りかかる」という事実に変化はないのですから、詳細で難しく理解できない原理よりも、大まかで容易に理解できる応用を知ることの方が大切です。

さて、厄年という言葉は日本人なら誰しもが知っていると思います。

特別、誰かに教えられた訳でもなく、自然に教養又は、風習として知られる厄年という概念は最早、日本人の生活の一部です。

このように、由来や意味、根拠は知らないが、「疑う」「信じる」という余地もなく、私たちの生活の一部となっている神秘的な風習は思い返してみれば多いはずです。七五三、初詣、祝日、手を合わせる、喜寿や米寿の祝い、縁起物、忌み字などについて「違和感」を感じる人はいないと言っても過言ではありません。

このような生活や風習の一部となっている神秘的な概念はそれだけで強い力があります。否、それこそが力の本質なのです。

生活の一部となっている神秘的な風習はある種の「信仰」を受けています。この信仰という概念において重要な事柄は明確な根拠の有無ではなく、発生したという事実です。

例えば、学校の怪談や七不思議というものがわかりやすいです。「口裂け女」「トイレの花子さん」「テケテケ」など地方や時代によって種々ありますが、これらの怪異は少年少女から畏怖を込めた信仰を受けています。

何れの怪談にしても根拠は不明、内容も一定ではなく、まちまちで曖昧です。また、時代と共に内容も移り変わり、変質することや挿げ替えられることも珍しくはありません。

このような輪郭が曖昧な存在でありながら、少年少女に恐怖を与えている怪談の怪異は存在の有無とは別に力があります。実際に当会にも、親御様から子供が「怪談」が原因の悪夢や金縛りの霊障に遭っているという相談が多く届きます。

この際に一般的な順序で解釈を行うならば、「強い悪霊・怪異が存在する⇨何らかのルートからその話が広まる⇨子供たちが恐怖し、時には霊障にまであう」という順序ですが、実際には逆の考えが正解です。

「噂話程度の怪談が発生⇨子供たちが恐怖し、流布するようになる⇨話が広まり子供たちからの畏怖の信仰が生まれる⇨強い悪霊・怪異が誕生する」という解釈が正しいです。

つまり、強い存在、悪い存在が信仰されるのではなく、信仰される存在が強く、恐れられるようになるのです。

だからこそ、「べっこう飴」や「ポマード」を知らない世代又は、「花子」という名前が普遍的ではなく、逆に珍しい世代からの信仰を失った怪談は信仰の力を失います。他方では、「ひき子さん」のように時代に即した怪談へと変化しました。

少し余談が長くなりましたが、「厄年」という学校の怪談とは「規模」「歴史」共に次元の異なる、大いなる「信仰」を受けている概念にとっては出典や根拠が明確でないということは問題ではありません。

誰しもが、意識せずとも知っている。それは既に「信仰」の域に達しています。

真に重要であることは、日本において最古で平安時代から民衆の間で信仰され、受け継がれてきたからこそ厄年には「大きな厄災の力」があるのです。

前厄・本厄・後厄について解説

厄年には前厄・本厄・後厄の三段階が存在します。

個々に特別に異なる意味がある訳ではなく、前厄と後厄は本厄の副産物です。本厄が一般的に厄年と呼ばれる年齢であり、その前兆が現れ出す前年を前厄、厄の影響が収束に向かう次年が後厄になります。

また、厄年は男性なら四回、女性ならば五回あり、それぞれ三回目の本厄が大厄と呼ばれ、その他の本厄よりもさらに大きな災いが訪れます。

下表は竜胆会準則による厄年の早見表ですが、年齢は数え年となっています。

厄年、本厄中の過ごし方について 注意すべきこと

冒頭で解説したように本厄、つまり厄年の力の大きさは人々の、民草の信仰に依るものです。だからこそ、厄年の力は一般個人の疑心で揺らぐ程度の力ではありません。

しかしながら、厄年の過ごし方について多くの人が感じる疑問を解消しなければいけません。

それは、「厄年が年齢で訪れるのなら、それは全ての人に適応されるはずだ」という疑問です。この疑問に対する回答は単純なもので、厄年の人間に訪れる厄には偏りがあります。つまり、軽い厄を受ける人と重い厄を受ける人がいるのです。

だからこそ、厄年、本厄中の過ごし方には注意しなければいけません。畢竟、注意を怠った人間にその年の厄災のシワ寄せが行くことになります。

では、厄年、本厄中の過ごし方について解説いたします。

厄年に注意すべきことは「大きな出来事」と「厄の重ね合わせ」です。

・「大きな出来事」について

「大きな出来事」とは具体的には引越し、家の新築、結婚、個人事業の開始、開店など、新しく大きなことを始めないことです。

これは大きな出来事に注意すべきというよりも、注意すべき時期に大きな出来事を起こさないようにするという意味です。人生において重要な出来事を起こすのならば、比較的に危険の少ない時期に行うべきだ、ということは当然だと思います。

本厄の間は安静に過ごすことが大切です。

・「厄の重ね合わせ」について

厄年に関係なく人間の人生には幸不幸が付き物です。例え100%幸福な日々が続いても、それが日常になる頃には幸福は幸福でなくなっています。故に、不幸を知ることも幸福になるための糧であると知ることは重要です。

厄年には例年に比べ、不幸が続きます。しかし、恒常的に存在する不幸を厄年と重ねてはいけません。

例えば、不幸を数値化するならば、厄年でない年には不幸が10であったとして、本厄の年が50であったとします。つまり例年より、40多いということです。この際に、普段でも10の不幸は必定であると意識し、逆に今の50は普段の不幸の40増だと意識してください。

感覚値でありますが、普段の厄と本厄の厄を重ね合わせたときに、不幸は倍増します。そして、その不幸はさらに大きな厄を招いてしまいます。

不幸と不幸は連結性と親和性が高いので、近づけない・同一視しないでください。

簡単にできる厄払いの方法を解説

簡単にできる厄払いの方法について解説いたします。簡易的なものなので、専門的な厄落とし、厄除、厄払いとは異なり緩和剤だと思ってください。

・用意するもの

・貨幣や紙幣、もしくは価値のある物を任意の数(自分にとって価値がある物)

・蝋燭とマッチ

・粗塩(清め塩)

・厄払いの手順

①塩の上に用意した「物」を置き、その後に蝋燭を置く。

②呪文を唱える。
「私はこの物の価値を認め、失うことを良しとはしない。だがしかし、已む無しアドアミテウス」

③蝋燭の火を消し、「物」を清潔な入れ物にしまう。

④誰でも良いが、断られない誰かにその物をあげる。

⑤本厄の間はその事を忘れない

・効果について

このお祓いは言うなれば、「本厄を受け入れて、欺く」そういった類のお祓いです。

このお祓いでは意図的に物質に本質以上の価値を付与します。その価値の高い物を失うことで、意図的に「不幸」になります。この手順によって本来別の形で訪れていたであろう「厄災」を先に、自分から受けることになります。

つまり、不本意な大きな不幸を自分本位の小さな不幸で緩和するのです。このお祓いは自分が不幸になるための正式な手順であるため、物をあげた相手には何の影響もありません。

ポイントは例え10円であっても、自分では100万円の価値があると本気で思い込むことです。その価値が上がるほど緩和効果が高まります。

・注意事項

・相手に受け取りを拒否されない。

・用意するものは必ず、少なからず自分にとって価値のある物。

・呪文は暗唱、かつ価値を高める暗示をかけるように唱える。

・用意する数は自由だが一人に渡せる物は一個なので、配りきれる量にする。

・このお祓いは原則、一回限り。

・使用する物に「食べ物」は用いないでください。

厄除の御守りの選び方 効果のあるお守りとは

厄除の御守りの選び方は二種類あります。

厄年に信仰の力が関係しているように、厄除の御守りにも信仰の力が関係しています。つまり、信仰高い御守り、現住所の付近にある神社の御守りが一番手軽に且つ、効果のある御守りを手に入れることが可能です。

現住所や地元の神社はその土地で最も信仰されている神がいると言えます。つまり、遠い場所の強い神よりも信仰の補正がかかり効果が強くなります。

もう一種の御守りの選び方は、結界を形成できる御守りです。

結界の内部は所謂、異界となります。異界に住まう存在が互いに干渉できないように、結界の外部のルールである「厄年」は結界内部では作用が減少、又は消滅します。

特に指定した範囲を結界とするお守りではなく、任意に生活範囲を結界化する「拡がる」結界は厄年の厄災を除外できる効果が高いです。しかし、この類の御守りを製作できる神社・団体は限定されているため一種類目が現実的です。

さいごに 皆様へのメッセージ

今回は厄年、本厄について大綱的ではありますが、解説を行いました。

注意すべきことを注意し、解説したお祓いを行い、地元の厄払いのお守りを持つことで一定は厄年を緩和することができます。

しかし、厄年とは理不尽な天災に近い現象です。一般的な霊障とは異なり敵対する、攻撃する、打倒するという類のものではありません。だからこそ、個人に対して理不尽に回避・無視できないほどに強大且つ、凶大な不幸や厄災に見舞われることがあります。

少しでも不安に感じる方は是非、私たち竜胆会にご相談ください。いつでも無料で相談を受けつけています。

また、竜胆会が監修した守護結界守り「天狐明鏡」は制限なく、持ち主の生活範囲に結界が『拡がる』、内部を『浄化』できるため厄年の完全防除が可能です。

現在は看過できている『厄』も、後に起こる『大厄災』の前触れかもしれないのです。

【霊障を完全防御・結界内部を完全浄化する守護結界アイテム】

竜胆会が監修する守護結界アイテム「黒曜宝珠  天狐明鏡」はあらゆる霊障、厄災に完全対応した唯一にして最高峰の厄除け御守りです。

持ち主のオーラとアイテムを調律することで、非常に強力な霊障や生霊であっても、完全に防ぐことが可能となります。また、既に災いにあっている方でも結界は内部を浄化するため、運気回復もできる二重の力を宿しています

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